定期テストで点をとるには?【ワークは3周やろう!】つづき 【稲沢の個別指導塾】
前回の続きです。
ワークは
①何も見ない,調べない,人にも聞かないで解く。(本番のテストを意識する)
②青ペンで○つけする(1ページずつなど,できるだけ分けて採点することがお薦め)
③間違えた問題の解説を読み込む。理解できない所は人に聞く。わかったらオレンジ色のペンで正答を書き込む
④赤下敷きを被せて,覚える(理解する)まで何回も繰返し見直す
という流れが勧めです。このサイクルを3周。ちゃんとやっていれば3周目は②の○つけで全部〇がついて終わるものと思います。
そのためにもっとも重要な過程が③
このときの保護者の方のお約束の台詞が
「わからないところは全部塾で聴いておいで」
簡単におっしゃっているかと思いますが,これ,子どもたちには結構ハードル高い指令です。
質問するというのは「先生との心の距離」「その子の特性」「学習への意欲」の3つが重要な要素です。
嫌いな先生には質問できません。先生と合わない時は子どもへの無理強いはやめておきましょう。
また,どうしても人に質問するのが苦手という人もいます。そういう時は保護者のサポートをお願いします
もう1つ言ってしまいがちなことは、「わからないところは全部塾で聴いておいで」
はさらにハードルが高い要求という話。
その要因としてあげられるのは
①先生との心の距離…先生と合わない時は無理強いはやめましょう
②子どもの特性…質問するのが苦手な人には保護者のサポートをお願いします
③学習への意欲
ここで注目していただきたいのは
②の保護者のサポートです。
子どもの特性に応じて,サポートの内容を変えましょう。子どもの特性を無視して強いサポートをし過ぎてしまうのは子どもの自立を妨げ,自分で考え行動しない子を育ててしまいます。
軽く苦手な人には,先生に連絡をして橋渡しするだけ。
人に話しかけるのがかなり苦手な人には,分からない問題を聞き取りし,その問題に付箋を貼り付けた上で先生に連絡をする(どうわからないかは自分の口で説明させましょう)
かなり苦手な人には,分からない問題の分からない部分の内容まで聞き取りし,先生に細かく連絡します。
最後の要因③「学習への意欲」
これが低いと,そもそも質問をしないか,質問の目的が別のものになります。
別のものとは
Ⅰ.先生とおしゃべりしたいから
Ⅱ.自分で考えるのが面倒なので楽したい(わかったつもりにつながりやすい)
Ⅲ.質問することで勉強している風(姿勢)をみせたい
こういう生徒は,結構います(笑)
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