文章問題が不得意な人必見! 「国語力とは」② 【知識無くして思考なし】 【稲沢市の個別指導塾】
今日もお知り合いの塾の先生からお聞きした言葉の続きを紹介します。
これは生徒さんだけでなく、保護者様にも是非、読んで頂きたい内容です。
l 知識無くして思考なし
国語力とはすなわち思考力のことであると説明しました。しかし、当然ながら何もないところから思考は生まれません。言い換えると、「知らない言葉に」ついて思考はできないということです。
思考ができないということは、入力も出力もできないと言うことです。
ワークなどの設問でつまずいている原因が、「問題文に書かれている『言葉の意味』を知らなかった」から、ということは日常茶飯事ですよね。
それどころか、つまずいていなくても、言葉を理解しないまま何とか「こなしている」人の方がむしろ多いのかもしれません。
言葉の意味を知らないから、理解して(思考して)暗記することができない。
だから、丸暗記でその場をしのいでいくので「本当の学力」は身につかない。
一見出来る様に見えるのですが「本質的な学力」の低い子供達にありがちだと思います。
まずは、知ることから。知らなければ始まりませんし、拡がりません。
「知識」は思考を喚起します。
「知識重視から思考重視へ」とういう議論は的外れで、どちらも重要なのです。
l 知識の力とは?
さて、思考するにあたって「知識」を必要とするわけですが、私はこの「知識の力」を便宜上次のように分類しています。
1. 語彙力
知っていて、使いこなせる「言葉」の総量。
2. 漢字知識力
知っている「漢字の意味」の総量。(語彙力を支える超重要知識)
例:【肯】という漢字の意味は「うなずく」「よしとする」
3. 一般常識力
「人間は死ぬ」「季節は春夏秋冬で循環している」など、説明不要とされているような「常識」の総量。
※読解難易度の高い文章は、この要求されている「常識」のレベルが高いことが多い。
この意味で、「前提知識」と言い換えられるが、小中学生向けなら「一般常識」という表現が適切。
4. 文法知識力
言葉と言葉に筋道=論理を与える、「文法に関する知識」の総量。
※一年生で扱う「文の成分」が特に重要。それ以外は、知っているに超したことはないが、趣味の領域。
実際にお聞きしてみると確かにそうだなぁ~と思います。
日本語を話しているけど、使えていない人って多いのでしょうね。(私を含めて)
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