文章問題が不得意な人必見! 「国語力とは」④ 【国語の勉強法概論~「理解」とは~】 【稲沢市の個別指導塾】
今日も引き続き国語力のご紹介をしていきたいと思います。
l 国語の勉強法概論~「理解」とは~
「国語はどう勉強すべきか」についてお話ししていきたいと思います。
この点、国語の力を測るテストが軒並み「読解問題」であることや、「読解力」が社会に出るにあったって極めて重要な力として位置付けられていると考えられることから、「読解力を上げるにはどう勉強すべきか」というところに注目して話を進めていきます。
結論から言いますと、
読解力を上げるには「読み」よりもますは「書き」の訓練をするべきです。
読解とは、その字の通り「読んで理解する」ということです。
そして、ここでいう「理解」とは、「〔他者が構成した言葉〕を〔自分で再構成〕すること」を指します。
「再構成」とは、本文の意味を逸脱しない限りにおいて、自分でわかる形式に整理し、自分にわかる言葉に言い換えるということです。
たとえば「彼は自己肯定感が低い」という他者の言葉があったとします。
「ああ、彼は自分のことがあまり好きになれないんだな」と言い換えて「理解」することが
〔再構成〕です。
もっと実際的な例で言いますと、中2の教科書で使われている「走れメロス」
この話は全体を言い換えると、「王様は、他人を信頼することに対し後ろ向きだが、メロスとセリヌンティウスの信頼関係を目の当たりしたことで、他人を信頼することに対し前向きになった」とこのような感じになります。
「理解できた」とは、すなわち「他者の言葉を自分の力で言い換えられた」ということなのです。
言い換えるのは、ただ単に「読む」などといった受動的行為ではなく、「書く」といった能動的行為です。
したがって、読めるようになるためには、書けるようにならななければいけません。
そして、書けるようになる、つまり構成できるようになるためには、構成に足る知識力や、論理関係整理力という「基礎」が必要になるのです。
その基礎が育ってないのに、難しい文章を読ませたり、高い自由度の文章(読書感想文など)を書かせたところで「無意味」とはいいませんが、実質的に遠回りになってしまうでしょう。
「急がば回れ」です。
私もこの記事をみてあ~確かに!なるほど~と思いました。
学校などでも「よく読んで理解しなさい」や私たち親でも「しっかり読まないから理解出来ない」のような言葉を、つい使ってしまうこともあります。基礎の出来ていない子供には「何を、どうしたらよいのかわからない」ので酷なことですよね、勉強が今以上に嫌いになってしまいそうです。(泣)
今後は「この文を自分なりに言い換えてごらん」と簡単なことから挑戦することで国語の力、理解する力がついていくかもしれませんね。
以上 お知り合いの塾の先生が書かれた「国語力」の紹介でした。
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