文章問題が不得意な人必見! 「国語力とは」③ 【論理的思考とは?】 【稲沢市の個別指導塾】
l 論理的思考とは?
国語における「思考」とは「論理的思考」のことであると考えられています。
「理論」と聞くと「物事を複雑化して捉えること」だろうと思われる人が多いようですが
「理論」とは…
「物事を単純化して捉えること」です。
物事を単純化することは、
Ø 複雑に散らばったバラバラの点を線で結ぶ
Ø ある物事とある物事の関係を整理する
ということです。
複雑に書かれた文章や頭の中でゴチャゴチャになっている「点と点」を整理して、一定の関係に
基づいて「線」で結ぶ。これが理論です。
では、一定の関係とは何かというと「同等」「対比」「因果」の関係です。
次からそれら全体像を軽く眺めていってみましょう。
l 点と点を結ぶ一定の関係
① 同等関係(言いかえる関係)
下図①の絵を文にするとどうなりますか。
「机にブドウとリンゴとバナナがある」といった文になると思います。
ですが、「机に果物がある」と言っても間違いではないですよね。
なぜそう言えるのでしょう。
ここでは、「ブドウ・リンゴ・バナナ」=「果物」の関係がある。
つまり、「ブドウ・リンゴ・バナナ」と「果物」はお互いに言い換えられる関係にあるからです。
これを、同等の関係と呼んでいます。
② 対比関係(比べる関係)
次に下図②の絵を、二つのペンの関係に注目して文してみましょう。
「青ペンは大きいが、赤ペンは小さい」といった文になるかと思います。
ここで、この絵を言葉にするときに「青ペン」と「赤ペン」を「比べた」と思います。
このように点と点を比べてその相違点について考えている関係を対比関係と呼んでいます。
③ 因果関係(原因⇒結果の関係)
では、下図③を見てみましょう。床が濡れているのはなぜでしょうか。
「雨が降っているから」ですよね。
このとき、「雨が降っている」が原因、「床が濡れている」が結果になります。
こういった関係を因果関係と呼んでいます。
ちなみに、このような点と点をつなぐ「線」の役割を文章中において担っているのが接続後です。
③の例でいえば、「雨が降っている。《だから》床が濡れている。」このような感じで文にしますが
この《だから》が接続後になります。
よく「接続後を選びなさい」と言われますが、これは「因果関係に気を配れ」ということです。
先ほどの文「雨が降っている。《だから》床が濡れている。」でいうと、《だから》の前が原因、後ろが結果の
関係を意識しなさい。
と言う意味です。思考停止的に印を打っても意味がありません。
読解において必要なのは「印をつける」みたいな小手先のテクニックではありません。
「どのように関係を整理して読み書きするか」といった、もっと根源的なスキルです。
ご紹介させて頂いている記事の先生は子供達にアンケートを実施したそうです。
子供達に「論理」と聞くと、どういうイメージを持つか…などの質問をされていました。
結果ですが、85%の生徒が「物事を複雑化して捉えること」と 応えたそうです。私もそう応えそうです。
この教室の先生の言う『「理論」とは「物事を単純化して捉えること」です。物事を単純化することは、「複雑に散らばった点と点を線で結ぶ」「ある物事とある物事の関係を整理する」ということです。』
どの教科を教えていても、この「思考」と言うことが苦手な人が多く、ただ丸暗記する…だけのいわば作業を「勉強」と感じる人が多いです。
たしかに、これは納得ですね。
同じ勉強をしているのに効果が出る人、出ない人の違いにもなってくるのではないでしょうか。
勉強しているけど成績が上がらない、なんて人には「作業=勉強」と感じているのかもしれませんね。
もう一度、自身の勉強について見直してみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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